タイトル

 
 
活動報告
 
2023年4月7日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では自分自身の人間関係やコミュニケーションの傾向を知るために交流分析を行いました。この分析は、対人関係の問題を解消したり、トラブルを回避したりするために役立ちます。
お一人おひとりの違いを発見したり、より楽に生きるためには何をどうしたらいいかなどを、その結果から考えていきます。
皆さん、頑張りすぎの傾向が出ていて、やっぱりね…となりました。
空いた時間で、塗り絵にもチャレンジしました。同じ絵でも、何にポイントを置いて塗るかが違って面白いねとそれぞれに感想を言いあいました。
文責 谷田ひろみ

 

 
2023年3月31日

復職支援リワークプログラム「SPICE」では、本日、修了生の方を送り出しました。復職に向けて、認知行動療法や、時間管理術、リラクゼーション、ストレスコーピング、コミュニケーションなど、様々な手法を身につけられた数か月間でした。
休職前からこれまでを振り替えていただいた「振り返り」では、ご自身でも変化等の手ごたえを感じてらっしゃる様子が綴られていて、参加してよかったと仰っていただいたのがとても嬉しかったです。
無事に、そして以前より楽に楽しく、お仕事に向かっていただけることを心よりお祈りしています。最後でしたので、みんなでバスピン(ミニ卓球のようなもの)を楽しみました。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2023年3月17日

こちら大阪はあと一週間ぐらいで桜が見ごろになりそうな時期になりました。今週は最高気温20度を超す日が多く、コートを着ているとうっすらと汗ばむ日もありました。
復職支援リワークプログラム「SPICE」では、今週も参加者の皆さん皆勤でご参加くださいました。
キャリアセミナーや認知行動療法などの頭を使うプログラムの多い中、コロナ規制が緩和された事に伴い、筋トレ等、体を動かすプログラムも少しずつ取り入れています。動画を見ながらみんなで筋トレ。普段動かさない筋肉を動かしました。
又、作業療法では時間管理の方法を勉強しました。復職時、急に増えるスケジュールに対応するために、それぞれの手帳の持つ目的の違いや、対策を学びました。これまでと違うスケジュール管理の考え方を聞いて、皆さんスケジュールに対するハードルを下げていただけたようです。
タスクをできるだけ小さく小分けにする事。スケジュールは空き時間を見る事など実践につなげて、混乱の少ない復職にしてくださいね。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2023年3月10日

 久しぶりの更新です。
年末年始、様々な支援者対象の研修開催や紀要論文の作成に追われていました。たくさんの支援者さんにお集まりいただき熱心なやり取りが繰り広げられ、企業や専門職の皆さんのメンタルヘルス対策へ関心の高さを感じました。
 復職支援リワークプログラム『SPICE』では、新しい参加者さんを迎え、様々なプログラムを開催しています。コミュニケーションのスキルアップに向けて「興味を持って見る」「見て気づく」「見て理解する」力を養えるように観察のトレーニングを追加しました。キャリアセミナーや認知行動療法などで、視野を広げ物事の受け取りの幅を広げていただき、今後のストレスコントロールに使っていただけるように応援しています。
写真は協力して絵を作っていくSMMS法(交互グルグル描き物語り統合法)を行った時の作品です。何を書いてもいいという自由な環境で楽しく作品を作る事ができました。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2022年10月21日

 今年も残すところ2か月と少し。この2か月をどう過ごしたかを明確にするために、10月までの振り返りをそれぞれ作成しました。
 自分では気づいていなかったけれど、いろんな事があったよね。いろんな事に挑戦したよね、何とか頑張ってきたよねというのが振り返る事で見えてきて、自分を認めるワークになったり、他の方からの様々な質問に答える事で、気づくことがあったりと、とても充実して、達成感で満たされる時間になりました。
 アサーショントレーニングでは、相手に受け入れてもらいやすいリクエストのコツを勉強しました。日本人はお願いが苦手な人が多いのですが、コツさへつかめば大丈夫。
 ヘルスマネジメントでは、先生がそれぞれの参加者向けのお勧めメニューをご紹介くださいました。(先生優しい♪)筋肉をつけるのに効率のよい運動の方法も教えていただき、
皆さん、お得感いっぱいになりました。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2022年10月14日

 秋らしい気候になり、外出は薄手のジャケットがあるといい季節になりました。この時期は夏の疲れがでたり、気圧の変動があったりと、体調を崩しやすい時期になりますが、皆さん、きちんと自己管理をして過ごされています。
 食欲の秋ですが、ヘルスマネジメントで食とメンタルヘルスなどの関係を学び、OKな習慣、足すとよりよくなりそうな食べ物を教えていただきました。鬱と栄養素の関連の最近の研究結果なども教えていただき、食の大切さを痛感しました。
 作業療法では、MSSM法(交互グルグル描き投影・物語統合法)という、アートセラピーに取り組みました。他の人が書いたグルグル巻きの線から連想したものを描き、それらをつなげて物語りにしていく作業です。スタッフも参加して、上下関係のない平等な関係性という立場を感じていただけたらいいな…と思っています。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2022年10月5日

 少しずつ秋めいてきて過ごしやすい日々になってきました。
復職支援リワークプログラム「SPICE」では、10月より新しい参加者さんをお迎えし、アサーションコミュニケーション・認知行動療法・生活習慣チェック、ヘルスマネジメントなど、様々なプログラムで、参加者さんの日常をサポートしています。
 今週の作業療法は、ペーパークラフトでハロウィンの飾りを作成しました。それぞれで分担して飾りを作り、一つの場所に飾り付けました。手先の作業に加え、時間と作業内容を考えてスピードを決めていくトレーニングにもなります。90分の制限時間内で、大方は仕上げることができて、みんなで飾りを楽しみました。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2022年7月8日

 例年にない早い梅雨明けの後、今年初の台風もやってきましたが、関西地方は大きな被害もなく過ごすことができました。
 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」は、7月に突入したこともあり、新しく「怒りのマネジメント」の講義が始まりました。怒りの感情を持つことは悪い事ではないのですが、上手に扱わないとなかなかにエネルギーを消耗する感情です。そこで、怒りの正体を知り、それとどう付き合っていくかの理解を深めます。
 作業療法では、感情やニーズと向かい合うワークをみんなで行いました。コミュニティで取り組むことにより、一人ではなかなかたどり着けない自分の奥にあるニーズに辿り着く体験をしていただきました。ニーズに辿り着くと、なぜか体がほっとしますし、今後どうしていけばいいかの対策を作り出すこともできます。
 今週は復職なさる方の振り返りもありました。これまで経験された事。そして、今後の目標やどうして行くかを話してくださいました。生きていると必ずストレスはついて回ります。ストレスの扱い方というある意味「武器」を身につけられての復職です。無事に頑張りすぎずに、自分らしく、継続勤務ができる事を心よりお祈りしています。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2022年7月1日

 照りつくような暑さの中、今週も参加者の皆さん、元気に通所してくださいました。
今週のSPICEでは、疲れと性格との関係性の視点から、様々な事を一緒に考える時間をとりました。できれば人生は省エネで楽に生きていきたいものです。どんな人が楽かを知る事で、自分はどうしたらいいか…につなげていけそうです。
 ボディワークの時間は、体幹トレーニングを体験していただいていますが、今週は背筋を強くするトレーニングに取り組みました。普段、使わない筋肉がブルブルと震えて、自分はここにいるよと教えてくれるような体験で、筋肉を意識して生活できそうです。。
 作業療法では、バスピンと七夕飾りづくりをやりました。パスピンはミニ卓球って感じのもので、狭いスペースでもゲームを楽しめて、みんなで盛り上がりました。
文責 谷田ひろみ

 
 

 
2022年6月24日

 昨日、今日と久しぶりの晴れ間で、気温がぐんぐんと上がってきています。
昨夜は今年度初の熱帯夜だったそうで、睡眠の質のキープも難しい時期になってきました。
 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」も、盛りだくさんの内容となりました。
自律神経から自分の体を観察して整える事の勉強では、どんな自律神経の状態も自分を守るためにそうなっている事を知って自分の体さんとの付き合い方を学び、ストレスマネジメントでは、復職後に役立つクライシスプランを立てました。そして、作業療法では久しぶりに「絵しりとり」をやりました。言葉以外の絵をはじめとして、様々な推測を使ってしりとりしていく事で、コミュニケーションや人とつながる事への楽しみを感じていただけたら嬉しいです。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年6月17日

 大阪も梅雨入りして、スッキリとしないお天気が続いている中、参加者の皆さん、毎日元気に通所してくださっています。日々の生活をきちんと自己管理なさっている様子には逆にスタッフが力をいただいている気持ちになります。
 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」。「元気回復プログラム」の中では、学ぶ事、権利擁護、サポートについて、みんなで話し合いました。日本では教育課程で権利擁護について学ぶことが少ないよね…という話になり、私たちはみんな一人ひとり、自由に自分らしく生きる権利を持っている事を確認しあいました。様々な人の考えを否定せずに聞きあうこのプログラムは、価値観の幅がとても広がっていく事を体験できます。
 作業療法では、パステルアートに取り組みました。同じ課題に取り組んでも、全く違うものができるのがパステルアートの面白さの一つです。「優劣をつけずに純粋に興味をもってそれぞれを面白がれる」なかなか社会ではできないこの体験が、本当に貴重な時間だなぁ…と愛おしくなりました。
文責 谷田ひろみ

 

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2022年6月10日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、いよいよ「元気回復プログラム」がスタートしました。初回は、リカバリーに必要な5要素のうち、希望と自己選択について参加者さんで語り合いました。他の参加者さんの希望を聞いて、「そう言えば」とどんどんと自分がやってみたいことが出てきて、楽しい時間を過ごせました。
「旅行」「食べる事」「電車に乗る事」など、少し考えていたら叶う希望も多く、モチベーションを上げていただけたようです。
 作業療法では、マシュマロタワーに取り組みました。乾燥パスタの麺をつかってチームで塔を作りました。ああでもない。こうでもない…と試行錯誤して、大笑いしながら、様々な形の塔ができました。
 ボディワークは体幹を鍛えるプログラムに取り組んでいます。簡単な運動で、「これなら毎日できそう!」という感想をいただきました。
 復職がほぼ決まりつつある参加者さんもいらっしゃって、所長からは、部署決めや、会社とのやり取りのコツをアドバイス。どうか、納得のいく復職になりますことを、スッタフ一同お祈りしています。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年6月3日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、ストレスマネジメントが始まりました。今回のストレスマネジメントは、元気回復プログラムと連動させて、心だけではなく体から自分のストレスを知っていくという内容で進めてまいります。
 心の自己調節が得意な人、体からの自己調節が得意な人、人にはそれぞれ得意不得意があります。どちらも知っていただいて、自分とのお付き合いが上手になっていただくことを目指します。
作業療法ではエクセルを使ってカレンダーを作りました。1か所日にちを変えるだけで1か月のカレンダーが自動でできる計算式を取り入れて作りました。A4サイズで、使いやすい大きさで、すぐに使えるね…と参加者さんが話しておられました。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年5月27日

 気温も上がってきて夏日となる日も増えてきました。暑さにも少し体が慣れてきているような気がします。
 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、所長長見先生による認知行動療法に加え、ストレス状態の体を元に戻す力「レジリエンス」についてや、コミュニケーションにおける適切な話の長さを体験するワークなどを取り入れました。
 レジリエンスは持って生まれたものが大きく影響します。自分のレジリエンスを知り、それをどう使っていくかなどを学びました。参加者さんたちは、自分が無理をしていた事や、本来の自分の魅力などについて知る事が出来たようで、とてもほっとした表情をされていたのが印象的でした。
 日本においては、特に男性は、強くたくましくが求められがちですが、今後は自分のストレングスでもある繊細さなども認めて、ご活用いただけると嬉しいです。 ※写真はレジリエンスの講義で使った参考文献です。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年5月20日

 そろそろと気温が高くなってきました。日中は外を歩くと汗ばむようにもなってきました。気温の上がり下がりは、敏感な方にとっては疲労につながる事ですが、参加者の皆さん、体調管理を頑張られて通所して来てくださっています。
 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、「自分の性格を知ろう」という事で、BIG5という心理検査を使って、客観的に自分を知る事をやりました。性格にいい悪いはなく、それをどう活かしていくかを考えるプロセスは、参加者さんのメタ認知(自分を客観的に見る力)をつける事につながります。
 作業療法では、みんなで「NASAゲーム」に取り組みました。多数決で解決するのではなく、話し合って合意形成を作っていく作業です。和やかに考えを述べられ、みなさん「なるほど」と聞くことを大切にしながら進めていかれていました。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年5月13日

 ゴールデンウィークもあけて、崩れがちなお天気の中ですが、参加者の皆さんは、元気に参加してくださっています。
 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、休み中の体験などをシェアーしていただいて、みんなで楽しさを共有していました。
 又、雑談で、視覚優位 聴覚優位の話でも盛り上がりました。
物事を理解するのに、聴く方がわかりやすい人、見る方がわかりやすい人、人には様々なタイプの方がいらっしゃいます。ご自身の強みを知って、上手に生かしていただけるといいな…と思っています。
プログラムの中では、復職に関してのアドバイスを先生よりいただきました。今後の社会の予定も見越して、どんな事が起きるだろうという視点で、どうして行こうかと考えていくのは、さすがにキャリアや産業領域の研究者ならではの指導だと、皆さん 感心しておられました。
 写真は交代コラージュ。一人一枚を仕上げるのではなく、みんなで一枚を仕上げていく作業を行いました。

 

 
2022年4月28日

 今週のリワーク復職支援プログラム「SPICE」は、4月最終週という事もあり、体脂肪など1か月間の変化を測定しました。皆さん、筋肉量が増え、体脂肪が減るなど理想的な変化が起きており、生活習慣の大切さを実感されていました。
 又、ワーク&ライフセイナーでは人間関係について一緒に考えました。サポートしあう関係性って何だろう…を切り口に、具体的にシンプルに関係を構築する方法を先生に教えていただき、「そうすればいいのね。」という事が具体的になられたようです。「そんなに難しく考える必要はなかったのね。」という発言も聞かれて、ほっとされた様子も伝わってきました。
 来月からの復職が決定された参加者さんの修了式も開催しました。これまでの経験を振り返り、同じような問題が起きた時にどう対処していくかをご自身で考えられていました。
知識は身を助けてくれます。SPICEで学んだことを、上手に利用していただき、今後のキャリアが少しでも楽に楽しく過ごしていただけることを心よりお祈りしています。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年4月22日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」、アサーションでは、受け入れてもらいやすいリクエストの出し方についてお伝えしました。日本人はリクエストされるとNOを言うのが苦手。つまり、NOが言いやすいリクエストを出すことによって、お互いの関係性の質を保つことができます。まずはお家でご家族をお相手に練習です。
 ヘルスマネジメント講習では、食生活診断を元に、自分の食生活を振り返りました。参加者の皆さんも意外な結果を目にしてびっくり。でも、ご自身がどうしたらいかが明確になり、今後の食生活に活かしていきたいと笑顔で受講されていました。
 リラクゼーションや作業療法では、心と体のつながりを知っていただけるようマインドフルネスやアートセラピーに取り組んでいます。
「利き手でない方の手で絵を書くのは初めての体験だけれど、自由にうまく書かなくては…を手放せて書けた。」と、自由度を上げていただいたようです。
※画像は一緒に受講したスタッフの作品です。
 文責 谷田ひろみ

 

 
2022年4月15日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、ヘルスマネジメントの一環として、ペナルティボックスというエクササイズが始まりました。今後、月に一度ですが、インストラクターさんに来ていただいて、1時間、たっぷりと体を動かします。
参加者さんの今の気がかりを聞いて、それに合わせたエクササイズを指導していただきました。ペナルティボックスは俊敏性を養うエクササイズで、それぞれの参加者さんのペースに合わせてできるので、リワークプログラムとしては最適です。
 又、作業療法では、先週に引き続き、春をイメージするペーパークラフトを行い、出来上がったものを一つに置いて、ジオラマにしました。皆さん、達成感があったようで、自分のスマホで写真にとっておられました。
 参加者さん達は、このプログラムへの出席以外に、主治医、産業医さんや、会社との面談に出向かれていて、復職される日が近づいてきているのを感じています。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年4月8日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、新たに「ヘルスマネージメント」と「リラクゼーション」の時間が始まりました。
 ヘルスマネージメントでは食べ物の事を教えていただいて、自分たちの認識が少しずれていた事を発見。

 無理なダイエットではなく、バランスの取れた食生活で健康的に理想体重を目指すご講義をいただきました。体脂肪や基礎代謝、骨密度なども測定して、今後、どんな変化が出るのか楽しみです。
 リラクゼーションは、マインドフルネスを組み合わせたリラクゼーションワークを実践しました。頑張り屋さんの癖がついている人は、いつも体が緊張気味。リラックスの体験を続けていただいて、リラックス状態の記憶を体につけていきます。疲れた時はそこに立ち戻ってもらえる事を目的としています。
 写真は作業療法でペーパークラフトに取り組んでいるところの写真です。春にまつわるものを作って、来週は作品を合わせて一つにします。楽しみです。

 

 
2022年4月1日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、普段に役立つストレスコーピングと、相手の話を聴く「傾聴」という技法の練習をしました。「聴く、聴かないワーク」では、話を聞いてもらえない辛さを体験し、そして、言葉をかみしめて「聴く」では、今まで話を聞く時に使っていたのとは違う部分の脳を使っていただきました。
「もしかしたら、僕は今まで人の話を聴けていなかったかもしれない。」と気づかれた参加者さんもいらっしゃって、聴く技術が上達される兆しが見えてきました。

 作業療法で取り組んでいたポスター発表は、「これからできる運動」という題で発表してくださいました。参加者さんのとても分かりやすいプレゼンで、運動が大嫌いと言っていたスタッフが「ちょっとやってみようかな〜」となっていました。

 桜の花も満開の季節。参加者さんの笑顔もどんどんと増えていっているようで、嬉しく感じています。

 

 
2022年3月25日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、4回のプログラムであるキャリアセミナーが、いったん修了となりました。

・復職までにやる事が明確になった
・再発しないために、プロセスを確実にこなしたい
・将来の目標を達成できるように、本当に必要な手段(戦略)は何かよく考える事が必要だとわかった。

など、具体的な行動変容につながりそうな感想が寄せられていました。
これまでと同じように頑張ると又、再発の可能性が大きくなります。
会社の目標に飲み込まれるのではなく、自分自身が立てた目標で、自分らしく生きていってもいいんだ…
という、自分を大切にする価値観に変わっていっておられるようです。
写真は会場の写真です。こんな雰囲気の中、和やかにプログラムを開催しています。

 

 
2022年3月18日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」では、生活指導の先生よりリラクゼーションを学びました。常に緊張感が高い傾向がある方が多いので、簡単に体がリラックスした状態を体験できる方法で、その感覚を覚えて少しでも楽になってくださるといいな…と思います。
 又、4月より食生活を指導してくださる管理栄養士の小島先生が、見学に来てくださいました。小島先生には、食事だけではなく、骨密度や筋肉量などの視点からも参加者さんにご助言いただく予定です。数値で測れるものなのでわかりやすく、皆さん楽しんで、ご自身の体を俯瞰できるようになるかな?と、考えています。
 ポスター発表の「筋トレ」も、てきぱきと仕事を分担されて、スムーズに進んでいるようです。
来週に仕上げをして発表になるそうで、どんな発表になるか楽しみです。
写真は皆さんが参考にしてらっしゃった本の一つです。
谷田ひろみ

 

 
2022年3月5日

 今週は復職支援リワークプログラム「SPICE」に、新しい参加者さんがお一人増えました。
毎週金曜に行っている作業療法では、親睦を深める意味を込めて、スタッフを含めみんなで「絵しりとり」で盛り上がりました。 スッタフの描く絵がわかりにく過ぎて、参加者全員大笑い。
 小人数制でアットホームを目指している当リワークプログラムならではの光景です。
復職をめざして頑張っておられる皆さんの緊張が少しでも緩んで、楽しく参加してくださるといいな…と思いました。
 この週末は、大庭さよ先生にお願いして、『withコロナ時代における「働く」をどのように支援していくか』を主題とした支援者向けのセミナーを開催します。
関西福祉科学大学EAP研究所では、復職支援だけではなく、労働者が生きがいをもって健康的に働く事ができる職場づくりや支援をサポートする事も積極的に活動しております。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年3月12日

 今週の復職支援リワークプログラム「SPICE」。キャリアセミナーでは、ベテランキャリアコンサルタントの熊谷先生より、仕事と自分、会社と自分との関係性などを改めて考えるという内容のご講義をいただき、参加者の皆さん、ご自身のこれまでの働き方などを振り返っておられました。熊谷先生はご自身もご退職前から準備をなさり、今のキャリアを積み上げてこられた先生で、参加者の皆さんのモデルという役割も果たしてくださっています。又、作業療法では、参加者さんがテーマを決めてポスター発表をするというテーマに取り組み始めました。今回のテーマは「筋トレ」になりそうです。
 又、コラージュにも取り組みました。生き物や海の青にとても癒される作品が仕上がりました。好きな写真を切り取って貼っていくコラージュは、創造と再生という癒し効果がある作業です。お家でも気軽にできるので、時間があればやってみてくださいね。
文責 谷田ひろみ

 

 
2022年2月

今年の2月はとても寒かったです。
リワークプログラム「SPICE」では、みんなで1冊の本を読み合わせるABDや、
ペーパークラフトなどを行い、普段あまり使わない脳を使っていただきました。
又、認知行動療法では、認知の入れ替えを学び、皆さん自分の認知の癖を振り返っておられました。
今月もお二人の方が修了されました。
寒い時期ですが、無理をせずにボチボチと慣らし出勤頑張ってくださいね。


2022年1月

リワークプログラム「SPICE」1月は新年にちなみ、作業療法の時間に書初めを行いました。
参加者の皆さん 自分の書きたい単語を上手に書いておられました。
キャリアセミナーでは、やりたいこと、やらないといけない事、できる事などに仕事を分けて、
自分の仕事を改めて振り返る時間をとりました。
今月は1名の方が修了され、そしてまた、新しい方がお一人参加されることになりました。
コロナで不安定な時期ですが、皆さん、頑張って通所されておられます。